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<プレスリリース> クックメディカル、腹部大動脈瘤用ステントグラフト 「Zenith Spiral-Z AAA腸骨動脈レッグ」の販売開始

2015年3月16日

米国クック メディカル(本社:インディアナ州ブルーミントン/日本法人: Cook Japan株式会社[以下、クック ジャパン]、所在地: 東京都中野区、代表取締役:矢込和彦)は、「Zenith Spiral-Z AAA腸骨動脈レッグ」(販売名: クックゼニスAAAエンドバスキュラーグラフト、承認番号: 21800BZY10175000、以下Zenith Spiral-Z)の日本での販売を2015年2月より開始したことをお知らせいたします。Zenith Spiral-Zは、腹部大動脈瘤の血管内治療で使用される腸骨動脈用ステントグラフトです。

破裂の危険性がある大動脈瘤の治療法には、外科手術(開胸・開腹手術)で瘤(こぶ)の部分を人工血管と置換する方法と、カテーテルを使った血管内治療があります。血管内治療では、鼠頸部(大腿部の付け根付近)の血管から挿入したカテーテルを通して、ステントグラフトと呼ばれるグラフト(人工血管)にステントを縫い付けた機器を大動脈内に留置します。大動脈瘤全長を完全にカバーするようにステントグラフトを留置することによって、瘤の破裂のリスクを低減します。外科手術に比べ侵襲性が低く、患者さんの体にかかる負担が少ないと考えられており、2006年に日本で初めて承認されたステントグラフト「Zenith AAA エンドバスキュラーグラフト」1が2007年より販売されて以来、本邦においても大動脈瘤治療の選択肢として広まってきました。

Zenith Spiral-Zはクックメディカルのエンドバスキュラーグラフトであり、メインボディと共に使用される腸骨動脈レッググラフトです。ナイチノール製の連続したスパイラルステントによって耐キンク性と柔軟性が強化されました。
また、エンドリークとデバイスマイグレーションを防ぐための近位シーリング部にかかるラディアルフォースが向上しました。

クック ジャパンは日本で初めて承認された腹部大動脈瘤治療用ステントグラフトや、胸部大動脈瘤治療用ステントグラフトの医療現場へのご提供を通じてステントグラフト治療の普及に貢献して参りました。スパイラル型という形状に特化したZ型ステントを有するZenith Spiral-Zは、血管内治療という選択肢を更に改善し、患者さんに対してより良い治療の実現を目指す医師をサポートするために設計されました。

クックジャパンAI事業部 事業部長 山口直之は次のように述べています。「元来『Zenith』とは『天頂』や『頂点』を意味します。そして、弊社のステントグラフトの特徴の一つが『Zenith』の頭文字である『Z型』形状のステントです。『Zenith』の語源を象徴するように、『Spiral-Z』も患者様へのより良い治療実現という頂点を目指す医師の皆様と共に歩む製品でありたいという思いを込めています」

1販売名:クックゼニスAAAエンドバスキュラーグラフト、承認番号: 21800BZY10175000

製品概要

【Zenith Spiral-Z AAA腸骨動脈レッグ】
販売名:クックゼニスAAAエンドバスキュラーグラフト
承認番号:21800BZY10175000

腹部大動脈瘤と治療法について

PR-20150316-02

大動脈は、心臓から体の全身へ血液を運ぶ主要な血管です。老化やその他の原因で、大動脈の一部が弱くなり、脹らみはじめることがあります。この脹らみは時間の経過とともに拡大し、大動脈の壁が次第に風船のように薄く伸びた状態になることがあります。大動脈に発生するこの脹らみを動脈瘤といいます。動脈瘤は腹部(胃)周辺の大動脈に発生することがあります。これを腹部大動脈瘤(AAA)といいます。初期の段階で腹部大動脈瘤がまだ小さい場合は大きな危険性はありませんが、後期の段階で、動脈瘤が拡大しつづけると大動脈の壁は次第に薄くなり、伸縮力・弾性力がなくなることがあります。そのうち弱くなった部分の大動脈壁は血流の圧力に耐えることができなくなります。このような場合、大動脈瘤が破裂し、深刻な体内出血を引き起こす可能性があります。

医師が大動脈瘤破裂の危険があると判断した場合、治療を行うことを薦められます。この際の腹部大動脈瘤の治療法には開腹外科修復術と血管内治療があります。血管内治療は、すべての患者さんに適応されるとは限りません。患者さんの健康状態や要求に応じて、開腹外科修復術と血管内治療にはそれぞれ利点と欠点があり、医師との相談のもと判断されます。

クック メディカルについて

クック メディカルは1963年の創業以来、医師の皆様と共に外科的手術の必要性を低減するテクノロジーの開発を進めてまいりました。今日では、医療機器、生物由来の医療機器、細胞治療を複合的に取り入れ、世界中の医療システムにより良い転帰を効果的に提供できるよう努めています。また、株式非上場の企業であり続けることで患者様、従業員、地域社会への貢献という目的に専心しています。

弊社の詳細は以下のホームページをご覧ください。www.cookmedical.com

また、Twitter及びLinkedInでも最新のニュースを配信しています。

本件に関するお問い合わせ先:

【報道関係の皆様】
Cook Japan(クック ジャパン)株式会社 マーケティング部
担当:百瀬
TEL: 03-6853-9637/FAX: 03-6688-9900
 
【報道関係以外の皆様】
「連絡先」ページをご参照ください