クックメディカルは、利益の追求や規模の拡大を事業目的とするのではなく、「第一に患者さんのために」という創始者の理念に基づき事業を展開しています。この信念を貫くために、クックグループは株式非公開企業であることを堅持しています。
利益は「新製品の開発」「社員への還元」「地域への奉仕」に充てられ、株主に目を向けるのではなく、柔軟性を持ち長期的な視点で製品を開発し、事業を展開しています。短期的な利益に一喜一憂することなく、顧客との永続的な信頼関係を構築しています。
私たちは、信用を得ることに注力すれば、数年後のビジネスが支えられると信じています。また、社員に対してお互いを尊重する姿勢や協調を求めています。なぜならば、組織が動くということは、必ず縁の下の力持ちや、ステージを用意してくれる人がいるからです。
ひとりですべてのことを完全に成し遂げられる人はいません。製品を開発し、製造し、輸入する。顧客からの注文を受注し、梱包して発送する。そして代理店の方々や、医療施設で医療従事者の方々と協力して、初めて患者さんのお役に立てるのです。また、その裏側には、薬事承認取得に向け尽力する社員、最高レベルの品質を確保する社員もいます。このプロセスの誰が抜けても、患者さんへ製品をお届けすることはできません。
クックメディカルジャパンでは、誰が一番で誰が二番という認識を持たず、すべての社員が等しく大切にされています。私たちは社員一人ひとりを家族の一員と同様にとらえ、長期的な視点で一緒に成長することを求めています。私たちはいつも、「クックメディカルジャパンに勤めるすべての社員が、この会社の社員であることを誇れるようにしたい」と考えています。また、会社の取り組みのひとつとして、多種多様な人材の採用や、社員の働きやすい環境づくりにも力を入れています。
人を大切にすることがビジネス成長の主要因というモデルを常に追求し、10年後、20年後に社会から認知される企業をめざします。
クックメディカル社の中心は「人」です。ビル・クックによって創設された会社の基本精神をそのまま堅持し、今日まで「家族的な絆」を維持してきました。家族のように一人ひとりがかけがえのない社員であり、それぞれの家族の繁栄のために、各々が必要な任務を担っています。
自分の仕事は医療従事者の方々が最適な医療機器を手にし、患者さんの最善の転帰をめざすという究極の目的のためにあるのだと、それぞれの心に刻んでいます。
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